2010年05月28日

NHK初の強制執行 受信料不払い5人に(産経新聞)

 NHKは26日、受信料の支払い督促に応じないため強制執行を申し立てると文書で通告した8都府県8人のうち、支払いに応じなかった5人に対して、各地裁に財産を差し押さえる申し立てを行った。NHKが強制執行に踏み切るのは初めて。

 NHKは14日、8人に文書を郵送。支払期限とした21日までに愛知、岡山両県に住む2人から、期限後の25日には高知県に住む1人から入金を確認した。

 NHKによると、強制執行を申し立てた5人は福島、東京、千葉、大阪、兵庫の各都府県に在住。5人への請求総額は48万5858円で、最も高い人で13万1800円に上った。

 NHKは「やむを得ないと判断した場合は、支払い督促と強制執行手続きを活用し、放送受信料の公平負担の徹底を図ってまいります」とコメントしている。

 ◆支払いルールやむを得ない

 音好宏上智大教授(メディア論)の話「今回の強制執行は大きなインパクトを与えるだろう。強制執行の対象者は絶対に支払わないと主張した人たちで、受信料を払わなければならないルールとしては致し方ない。NHKに求められるのは、より丁寧な説明、説得をし、平等に受信料を支払ってもらうことだ」

 ◆公平感が保てるか疑問

 服部孝章立教大教授(メディア法)の話「受信料は善意の人によって支えられてきた。そんな中での強制執行。なぜ受信料を払わない世帯への電波を止めないのかなどの議論が起こるきっかけになるかもしれない。一部の人を人身御供のように扱うことで公平感が保てるのかという点でも疑問と言わざるを得ない」

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2010年05月26日

ワクチン争奪戦の後遺症、今も(産経新聞)

【風・新型インフル】(3)

 「インフル騒動」の象徴ともいえるのが、ワクチン。生産が昨年秋の感染のピーク時に間に合わず、大幅に不足したかと思えば、年明け以降は感染者が急減し、大量にだぶつく事態となった。

 ワクチンメーカーが4社しかない日本では当初、供給不足が予測され、接種の優先順位がつけられた。診察にあたる医師らは10月中旬▽妊婦や重い持病の患者は11月▽高齢者は今年1月−などと定められた。

 冬場の流行期を前に、ワクチン不足を心配する声が高まり、鳥取県内の病院では昨年11月、医師らに限定されていたワクチンを病院職員の孫らに接種していたことが発覚。「身内優遇だ」と批判が集中した。

 「新型のワクチンはまだ病院になく、とりあえず季節性インフルエンザのワクチンを10月ごろに打ってもらった」と話すのは、84歳になる筆者の父親。年が明けて新型ワクチンの接種を医師から勧められたが、「すでに周りはだれもマスクをしていなかったし、今さらいいかと考えて」接種を受けなかったという。

 厚生労働省によると、国産ワクチン5400万回分のうち、在庫は2月現在で3110万回分。輸入ワクチンは5300万回分のうち、出荷されたのは、流行がほぼ収束した3月になってもわずか約4千回分で、国産と輸入分で計約8400万回分が余っている。

 接種回数が当初予定の2回から原則1回になったこともあるが、結果論とはいえ、果たして輸入まで必要だったのかという疑問は大いに残った。

 「日本は、世界中からワクチンを買い占めたと言われかねない」と指摘するのは、大阪大医学部の朝野(ともの)和典・感染制御部教授。「先進国と発展途上国で医療体制に差があり、同じウイルスでも致死率は国によって大きく異なる。途上国では病院で治療を受けることすら難しく、そういう国にこそワクチンは必要」と強調する。

 国を挙げて確保に走った「ワクチン争奪戦」は、今や昔話に。だが、「あのときワクチンがあれば…」「残った在庫を何とかして」という声はなお残り、患者や医師らを振り回し続けた争奪戦の“後遺症”は、今も続いている。(秋)

Eメール Kaze@sankei.co.jp FAX 06−6633−1940 郵送 〒556−8661(住所不要)産経新聞社会部「風」 お便りには、ご自身の電話番号、年齢を明記してください

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2010年05月17日

雑記帳 足利名物「ポテト入り焼きそば」を漫画で紹介(毎日新聞)

 栃木県足利市の名物「ポテト入り焼きそば」の歴史や作り方を漫画で紹介した冊子を、同市の老舗ソースメーカー「月星食品」が作製した。地元のやきそば店などに配布する。

 同社によると、ポテト入り焼きそばは、子供のおやつとして人気だったジャガイモと長ネギのソース炒めが起源。小麦の統制が撤廃された終戦直後、これにめんが加えられ、地元の味として定着した。

 知名度では宇都宮名物のギョーザに遠く及ばないが、ルーツを知るのも「B級グルメ」の楽しみ方。ページをめくりながら、子供の空腹を満たしていた食糧難の時代に思いをはせてみては。【古賀三男】

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